ファシアリバランス・セラピスト養成講座のご案内

『こころ』と『からだ』のトータルヒーリング

　ファシア・リバランスの技法を使って感情や潜在意識にコンタクトし、内面からは想い・感情エネルギーを解放していき、ストレスを根本から優しく解放していきます。外面からは歪んだ膜組織や身体を改善していきます。それにより心身・顔に表れる歪んだエネルギーは取り除かれ、表情も自然に豊かになっていくでしょう。

　このようにセミナーでは内面（こころ）と外面（からだ）の両面からのトータルヒーリングのための具体的な技法を学びます。自分自身の心身の解放だけでなく、他者にも施していけるよう効果的に指導します。そのため少人数の受講制度をとっています。

　一番の特色は、他人に対しても、自分自身に対しても効果的なセラピーが行えることです。

　〜　パート�T　〜

　ファシア（筋膜）や脳脊髄液のリズムの動きを感じられる感覚を会得する

　私たちの身体を包んでいるファシア（筋膜）が感情エネルギーによって歪みを生じると、それが生命力を弱め、いろいろな身体不調の原因になります。
　脳脊髄液や免疫システムなどの生理学、顕在意識/潜在意識のレクチャー、そして、チャクラや筋膜についての分かりやすい実習を多く取り入れています。

　〜　パート�U　〜

　ファシアに記録されている内なる声を聞き、抑圧された感情・想念をやさしく解放することによって、人生の目的や自己の存在意義を自覚する

　抑圧された感情のメッセージを、ファシアや表情から読み取って、感情を解放します。それによって調和されたこころは、豊かな柔らかい表情にも現れます。ファシア・リバランス効果を生む多彩な方法を会得していきます。
　パート�Uでは他人/自分自身の抑圧された感情の解放に主眼をおいた講習を行います。パート�Tで学んだ感覚や技法をさらに深め、潜在意識の世界に大きく踏み込んでいきます。
　この技法を自分自身や他人に活用することで、特定のエネルギー情報のさらなる深い意味、気づきを得る（得させる）ことが可能となります。

このページの一番上へ

ファシアとは？

　ファシア（筋膜、fascia）とは、身体の深部で内臓を包み、表面では筋肉をストッキングのように包み込んでいる薄い膜組織のことです。頭から足のつま先まで内臓や筋肉がバラバラにほどけないように包んでいます。

●ファシアにはその人の全ての情報が刻まれています。

　ファシアには身体を支えるという物理的な働きと同時に、磁気テープのようにその人の過去・現在・そして未来にいたるまでの様々な情報が心の反映として刻み込まれています。
　表面意識にはまだ届いていない、その人の内なる声や過去の感情なども刻まれています。
　過去の記憶は良いことも悪いことも全て潜在意識 (自分が自覚し、意識している部分を『表面意識、顕在意識』と呼び、もう少し深いところにある部分を『潜在意識』あるいは『無意識』と呼びます)と言われている層に記憶されます。その人にとって良いことや、嬉しいことは実感され、表現もされやすいので、そのエネルギーは中和され問題となりません。
　人にとって問題となりうるのは忘れたい、反対に忘れられない、思い出したくもない、つらい、苦い、悲しい……ネガティブな記憶です。自分では忘れていても、解決したつもりでも、その記憶は潜在意識下、無意識の中に残っていて、いつのまにかその抑え込まれている記憶に翻弄される事になります。頭で処理しようとしても「分かっちゃいるけど止められない」という現象です。

　ファシアには未だ解放されていないネガティブな想念・感情・イメージが鮮明に記録されているのです。多くは『インナーチャイルド - 内なる子供』の中の、「未だ解放されずにうずくまり泣いている小さい頃の自分自身」として象徴されます。理解されることなく抑圧され、解放されていないインナーチャイルドは、いつか本人の生き方、考え方を制限し、本来の自分らしさをも抑圧してしまうのです。

　物理的な身体のゆがみ・ひずみが原因で痛みを引き起こしている場合もありますが、未だ癒されていない感情が関与している場合もかなり多いものですので、感情も物理的に影響を与えるものとして捉えることができます。
　その感情を優しく効果的な方法で解放し、内なる声をきちんと聞き取ってあげることで、より主体的かつ自然で健康的な生き方が可能になるのです。

　身体の動きの中でも、表情は基本的にその人の内面が最も表れる要素です。
　いくら笑顔を作っていても顔のファシアには、その人の内なる声が正直に出てきます。さらに年をとるにつれ、身体だけではなく顔の表情にもその人の内側の本音が表れてくるので、笑顔を作ったつもりでも相手に悟られてしまうことはよくあります。
　そこでファシアにコンタクトしてその人の表情にどのような内なる声が隠されているのかを読みとり、同時にそれを解放していくこともできます。

　自分自身でも気づけなかった心の奥の恐れや悲しみや怒りなどを解放すれば、豊かで軽やかでしなやかな本来の心を取り戻し、同時にその心が素直に表れた表情も取り戻せることでしょう。

（セラピー・オールガイド誌　セラピスト養成講座より抜粋　　　BAB　JAPAN出版）

このページの一番上へ